本はただ読んでも意味がない。戦略的に読むことでスキルは上がる

スキルを上げるのに読書を活用している方はたくさんいると思いますが、読んだ後で「あー、おもしろかった」「めちゃくちゃタメになった内容だったなぁ!」と気持ちが良い感じになり、翌週には読んだことすら忘れてる・・・

心当たりがある方は、正直に手を上げてください(ハイ)。

残念ながら、それは効果がないとまではいいませんが、ほとんど無意味です。しばらくしたら忘れてしまって、再読する、、、そんなループになってしまいがちです。

そうならないためにも、本は戦略的に読むことをおすすめします。今回はその方法論について、私が実践していることを書きたいと思います。

なお、ここで言う読書とは「スキルアップのためにするタイプの読書」という意味です。小説などの読書とは違うことをご理解ください(小説はただ楽しんで読めばいいと思います)。

 

多くの人が間違っている、本の読み方

冒頭でも話した通り、多くの方は本を”ただなんとなく”読んでしまっています。

あなたにもこんな経験はありませんか?

  • 「うーん、、、この商品、全然売れないなぁ・・・。そうだ、マーケティングを勉強すればいいんだ!」
  • 本屋で本を買って、読んでみる
  • 「うん、これはかなり勉強になったぞ!」
  • 「もしかしたら、こういった本をたくさん読めばもっとスキルアップができるんじゃないか?」
  • 「たくさん読むには、”速読”だな!よし、速読に関する本を読んでみよう!」

・・・

なんとなくおわかりいただけるでしょうか。

そうです。ほとんどの人は、このようにして、テーマをポンポン変えてしまうんですね。いくらたくさん本を読んだとしても、これではまったく身につきません。

「読書が目的になってしまっている」よくあるケースです。上司や先輩から課題図書を命じられたときなんかも、だいたいが読書が目的になってしまっているので、結局は頭に何にも残らないんですよね。

ですが本来、スキルを上げたいのであれば、テーマを1点に絞り、集中して勉強すべきなのです。そうすると、アウトプットに即結びつくような、効率の良い読書ができるようになります。

では、どうしたら「効率の良い読書」ができるようになるのか?

まずは、自分が本当に勉強しなければならない分野を定めることです。

 

まずは問題点を決める

仕事や私生活で、何かの知識を身につけなければいけなくなった時、そのまま何も考えずに「それっぽい」本を買って読書をしてはいけません。

まず、自分に何が足りないのか、自分は何を勉強しなければならないのか?を決める必要があります。これをしないと、結局は前述の通り、堂々巡りをして疲れてしまうだけになってしまいます。

例えば、前述の例で言うと、「商品が全然売れない」という問題がありました。

この時まず考えるのは、問題の分解です。

「商品が売れない」原因には何が考えられるでしょうか?

  1. 商品力がない
  2. 商品コンセプトが顧客に伝わっていない
  3. 販促力が弱い
  4. 販売チャンネルが少ない
  5. 1回目は買ってくれるが、リピートがない
  6. 営業のマニュアルがない
  7. 原価が高いので利幅が少ない
  8. 配送関連のオペレーションが非効率

などなど、いくらでも問題は分解することができます。

一見すると「商品が売れていない」=「商品力が弱い」というありきたりな結論に行きがちなのですが、上記のように問題を分解することで、本当は何が足りないのか?が見えてくるようになります。

この「問題の特定」が非常に重要です。問題設定が違うと、対策(すなわちここでは勉強テーマ)がまったく異なるものになるからです。

自分が何かを勉強しなければならない/したい状況になったら、この「問題設定」をよく考えましょう。そうすることで、効率の良い読書を実現することが出来ます。

 

テーマを決めたらプランを決める

自分が勉強すべき分野を決めることができたら、次は読書プランを決めます。

プランを決めるということは、「何を、いつ、どれだけ読むか」を決めることです。これは慣れてくるとすぐに予測できてプランニングできるようになるのですが、ほとんどの人があまり意識したことがなく難しいと思います。

ここでおすすめなのは、まずは「その分野に関して10冊を読む」ことです。そんなに読まないといけないの?と思われるかもしれません。ですが逆に、ここまで読んだら相当な知識を習得でき、まわりの同僚、ひいては先輩にでさえもかなりの差をつけることが可能です。

プランはスプレッドシートに落としこむ

ここからは私の方法です。

テーマを定めて、プランを決めることができたら、まずはスプレッドシートに「読む本のタイトル、読了日、感想」欄を作成し、読んだ後に書き込んでいきます。

10冊程度あれば、別にここまでする必要はないと思います。ですが私は今、”SEO”や”ライティング”について100冊(Web記事含む)読むことをタスクとしているので、逆にスプレッドシートを用意しないと管理ができないんですよね。

私のスプレッドシート参考例:

スクリーンショット 2016-07-19 11.34.14

他に工夫していること

  • 記事にはリンクをつけて再度見れるようにしている
  • 目標までをカウントダウンしている
  • カテゴリをつけてわかりやすく

などなど・・・

また、スプレッドシートを用意することで、モチベーションを維持するのにも一役買ってくれています。おすすめなので、是非使ってみてください。

戦略的読書については、以下の本がとても役立ちますので、一度読んでみてはいかがでしょうか。