Magic Trackpad 2 レビュー:万人にはオススメできない理由

Magic Trackpad2

Apple純正品「Magic Trackpad2」を、1週間ほど使ってみました。

結論から言うと、今までMagic Trackpad(第1世代)を使用していた人は、間違いなく買いです。

理由は、

  • 充電式なので電池交換の手間がない
  • サラサラ感が増して使い心地が最高に良い
  • 感圧タッチでどこでもクリックできる
  • MacBook Proのトラックパッドより広く、使いやすい

ただし、良いところもあれば不満な点も。

Magic Trackpadを使うと、意外と腕が疲れるんです。

また、私が愛用する「トラックボールマウス(ロジクール M570t)」の扱いやすさには及ばず、Magic Trackpadは結局返品することに。

Magic Trackpad2とトラックボールマウス

この記事では、Magic Trackpad2のレビューを、メリットとデメリットも合わせてお届けします。

また、「Magic Trackpad(第1世代)」や「ロジクール・トラックボールマウス」とも比較しました。

購入を検討している方の参考になれば幸いです。

Magic Trackpad2の良い点

まず、Magic Trackpad2の良い点から紹介していきましょう。

触感が最高。デザインも究極にシンプル

デザインが究極にシンプル

Magic Trackpad2は、つるつる、さらさらしていて、触り心地は最高です。

あるのはスイッチのオンオフボタンのみ。シンプル。

スイッチのオンオフバーのみ

「Magic Keyboard2(別売)」と高さを合わせているというのも、デザインを重視するAppleらしいと思います。

マジックキーボード2と高さを合わせている

どんなメーカーもデザインでAppleに勝てない理由はここでしょうね。本当に美しい。「使っていて楽しい」というのは毎日使う上では重要な要素です。

関連:バタフライキーボードで指が痛い人は、マジックキーボード2を使うと幸せになれる

MacBook Proについているトラックパッドよりも大きい

私が使用する「MacBook Pro 2018モデル」のトラックパッドも大きめですが、Magic Trackpad2はそれよりもひと回り大きいです。

MacBook Proについているトラックパッドよりも大きい

(これよりもひと回り大きい)

手がもっと自由に動かせるし、一回でカーソルを動かせる範囲が広い。4本指や5本指でのジェスチャーもやりやすい。より少ないジェスチャーで多くのことができます。

デスク上で滑りにくい

裏面に滑り止めパッドがついていて、デスク上で滑りません。

裏面に滑り止めパッドがついていて、デスク上で滑りません。

トラックパッドが滑ったら使い物にならないと思うので、これはついていて当たり前かもしれませんな。

どこでもクリック、フォースタッチできる

どこでもクリック、フォースタッチできる

Magic Trackpad2は、MacBook Pro2015年以降に搭載している、フォースタッチ機能がついています。また、パッドの隅っこでもクリックできるので、手をあまり動かさずにクリックできます。

個人的にはフォースタッチはあまり使わないのですが、MacBook Proなどで普段から使う人には嬉しい機能ではないでしょうか。

Bluetooth接続が快適

快適すぎて驚きます。

Bluetooth接続の初期設定は、Macとトラックパッドをライトニングケーブルでつなぐだけ。その時間、およそ1秒以内。
一度接続すれば、使うたびに接続する必要はありません。ここはやはりApple純正品のメリットですね。

もちろん、使っていてのタイムラグは一切なし。カーソルが遅れることはなく、MacBook Proについてあるトラックパッドとなんら変わりない操作性です。

充電しながら使用できる

充電しながら使用できる

充電が切れたらライトニングケーブルで接続しながら使用できます。

そもそも、公式によると充電は1ヶ月持つので、充電切れの心配もさほどありません。

これに慣れると、乾電池がわずらわしくなってしまいます。

Magic Trackpad2の不満な点

「Magic Trackpad2」のレビュー記事は良い点しか書いてないことが多いのですが、個人的に不満な点もあります。

環境によっては滑らかさがなくなる

私にとって、これはかなり致命的でした。

Magic Trackpad2は、ツルツルさらさらで基本的には使いやすい。

ですが、湿度が高い環境だったり、手汗をよくかく人だと、トラックパッドの表面が湿ってザラつきます。そして、カーソルの移動がとてもやりづらくなるんです…。

たとえば、Lightroomで写真をレタッチする場合。
露光量やハイライトなどのバーを移動させるとき、かなり慎重に指を動かさなければならず、指が疲れます。ブログ記事で使う写真を大量にレタッチするとき、指が疲れてつりそうになりました。

また、隣の写真を選択したいときや、ウェブブラウザでブックマークを開くときなど、短い距離を選択するときにうまく進まなかったり、選択できないのでイライラします。

なんというか、湿度が高かったり、手汗が多いと、表面が急にザラついて、ポインターの進みが一気に悪くなるんです。

おそらく、基本的に乾燥しているアメリカの気候だとこういった問題はおきないのでしょう。

一方、私の部屋は湿度が高く、私自身、手汗をかきやすい体質。

結局、Magic Trackpad2は自分には合いませんでした。このタッチ感が、返品する主な理由になりました。

ただ、手汗をあまりかかない女性だったり、結露が少ない部屋で使う場合は問題ないかと。

コピペがやりにくい

私は、コピペやドラッグ&ドロップを多用します。Magic Trackpadだと、意外とやりにくいんです。

指3本で選択し、それをドラッグするのでも選択がたまに解除されて、やり直しになったりします。ここでもイライラ…

意外と腕が疲れる

Magic Trackpad2は、使っていると腕が疲れます。これは意外でした。

マウスを使う感じで、手をマジックトラックパッドに乗せていると、カーソルがあちこち動いたり、勝手に選択されたりします。そのため、指をずっとマジックトラックパッドに乗せてはおけず、何ミリか浮かせてキープすることになります。

意外と腕が疲れる

(指を数ミリ浮かせなければいけない)

本当はこんな使い方ではないのでしょうが、Magic Trackpad2は少し角度があるので、そのぶん浮かせないといけない。

そのため、前腕の筋肉が常に緊張し、腕がパンパンに張ってきます。

私が使い勝手最高の「トラックボールマウス」に慣れているというのもあるでしょう。

  • 湿度の高い環境だと表面がザラつく
  • 腕が意外と疲れる
  • トラックボールマウスのほうが圧倒的に使いやすい

この3つの理由から、私はMagic Trackpad2を返却し、トラックボールマウスを使い続ける選択をしました。

Magic Trackpad第1世代と第2世代の比較

私は仕事で「Magic Trackpad(第1世代)」を使ったことがあります。第2世代とはどう違うのか、感想を記しておきます。

結論からいうと、第1世代で満足しているなら、第2世代だとさらに満足できると思います。

触り心地が全然違う

第1世代は、少しだけざらついた感があります。第2世代では、サラサラでつるつるしてます。

どちらも使い勝手は悪くはないですが、第2世代のサラサラ感はちょっと感動するレベル。「こんな素材、どこで見つけたんだ?」というくらいの驚きです。

乾電池式から充電式へ

第1世代は、乾電池式。

乾電池は何かとめんどくさいんですよね。乾電池を買っておかないといけないし、充電がいつ切れるか心配してしまう。長い目で見るとあまり経済的ではありません。

第2世代だと、充電式です。バッテリーは普通に使って1ヶ月もちます。最強です。

充電が切れたとしても、ライトニングケーブルで接続しながら使うことができます。よって、バッテリーのことは基本的に考える必要はありません。

「Magic Trackpad2」と「トラックボールマウス」、どちらがいいか?

「Magic Trackpad2」と「トラックボールマウス」、どちらがいいか?

私が使用しているトラックボールマウスは、ロジクールのM570tです。

個人的には、トラックボールマウスのほうが扱いやすいです。それも圧倒的に。今まで1年半ほど使ってきたというのもあるかもしれません。

すぐに慣れる!「トラックボールマウスM570t」は最高におすすめ

私がトラックボールマウスに戻った理由はこちら。

  • コピペ、ドラッグ&ドロップがやりやすい
  • トラックボールがあるので、手を動かす必要がない
  • 戻る、進むもボタンを押すだけ

トラックボールマウスは、Macと接続するのに受信機を使わなければならず、USB接続端子をひとつ占領するのがデメリット。しかし、それを差し引いても、トラックボールマウスのほうが圧倒的に使いやすい。

私はマルチディスプレイでMacを使用しているので、画面間を移動するとき、トラックボールマウスだと一瞬です。それも手を動かす必要がないので疲れない。

トラックボールマウスには戻る、進むボタンもついているので、インターネットサーフィンをするときも、Magic Trackpad2を使うみたいに、手首を動かす必要もなし。

AppleがMac用のトラックボールマウスを開発してくれるのが理想なんですが、おそらく期待できないでしょう。

トラックボールマウス、最強です。

Magic Trackpad2は、こんな人にはおすすめしない

  • コピペを多用する
  • ドラッグ&ドロップを多用する
  • トラックボールマウスユーザー
  • マルチディスプレイでMacを使う
  • 手汗をかきやすい

たとえば、SDカードで読み込んだ写真をMacのローカルフォルダに移したいときは、トラックボールマウスだと一瞬で終わることができます。ところがMagic Trackpad2だと、これがなかなかスムーズにできない。選択が外れてしまったり、小さなストレスが溜まる・・・。

トラックボールマウスを使っている人なら、そのまま使い続けたほうがいいです。

Magic Trackpad2は、こんな人におすすめ

Magic Trackpad2は、次のような人におすすめです。

  • Magic Trackpad(第1世代)ユーザー
  • MacにBluetooth接続端子をつけたくない
  • iMac/Mac Miniを使う人
  • 周辺機器をApple純正品で揃えたい

やはり、電池式よりも充電式のほうが、使い勝手がいいです。バッテリーが切れそうになったら、ライトニングケーブルをつないでおけばいい。楽すぎます。

まとめ:Magic Trackpad2レビュー

まとめると、今トラックボールマウスを使っている人には、Magic Trackpad2はおすすめしません。やめたほうがいいです。

逆に、今までMagic Trackpad第1世代ユーザーで、機能面が魅力的で買い替えを検討している人なら、安心して買ってもいいと思います。

▼購入はこちら

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