「さあ作業開始だ!」とMacBook Proを開いたのですが、
画面が真っ暗でつかない!
キーボードを押しても反応もなし!
ディスプレイが完全にブラックアウト。どのキーボードを押しても起動しない・・・。
心臓が止まるほど焦ったのですが、実にあっけなく修復できたので、同じ状況になったあなたに解決方法をお伝えします。
まずは落ち着いてください。深呼吸をしましょう。大丈夫、あなたのMacは必ず復活します。
この記事の内容は、MacBook Proだけではなく、MacBookやMacBook Airにも使える対処法です。
Coco
目次
Macの画面(ディスプレイ)が真っ黒でつかない時の対処法
Macの画面が真っ暗になってしまったときの対処法です。
- 再起動をする
- SMCリセット
- NVRAM(PRAM)クリア
- 電源をつなぐ
- ジーニアスバーを予約
1つずつ解説していきます。
1:再起動をする
まずは、電源ボタンを長押しして、電源が落ちるかどうか確認してみましょう。電源ボタンではなくタッチIDを搭載したMacBook Proは、タッチIDが電源ボタン代わりになります。
電源が落ちたら、また電源ボタンを押し、画面が起動するか確認します。
ここで何も起こらなければ、次の対処法へ進んでください。
2:SMCリセット
Macの画面が映らない、電源が入らない場合は、こちらの方法を試してみましょう。
- 電源を落とす(落ちてなければ「電源ボタン」の長押しで終了する)
- Macに電源をつなぐ
- 「シフト」+「コントロール」+「オプション」を押しながら「電源ボタン」を10秒押す
- 押しているボタンすべてを同時に離す
- 電源が落ちるので、電源ボタンを押してMacを起動させる
なお、「MacBook Pro 2018」や「MacBook Air 2018」だと、SMCリセットの方法が変わります。
- 電源を落とす(落ちてなければ「タッチID」の長押しで終了する)
- Macがシステム終了したら、タッチIDボタンを10秒間押す
- タッチIDボタンを離し、数秒待つ
- タッチIDをもう一度押して、Macの電源を入れる
MacBook Pro/Air 2018で上記の方法でも解決しない場合は、次の方法を実行しましょう。
- 電源を落とす(落ちてなければ「タッチID」の長押しで終了する)
- Mac がシステム終了したら、右側のシフトキー、左側のオプションキー、左側のコントロールキーを7秒押します。それらのキーを押したまま、さらに7秒間、タッチIDボタンを長押し
- 3 つすべてのキーと電源ボタンから指を放し、数秒待つ
- タッチIDボタンをもう一度押して、Mac の電源を入れる
グーグルで検索してみると、大半の方がこの方法で直っているようです。それでも直らないという方は、次の「NVRAM(PRAM)クリア」を試してみましょう。
3:NVRAM(PRAM)クリア
画面系のトラブルは上記で紹介したSMCリセットでほとんどが解決するかと思いますが、それでもダメだった場合はこちらを試してください。
- 電源を落とす(落ちてなければ「電源ボタン」の長押しで終了)
- 「コマンド(⌘)」 + 「オプション」 + 「P」 + 「R」 + 「電源ボタン」を同時に押す
- Appleマークが出ていつもの「じゃ~ん」という音が鳴るので、「コマンド(⌘)」 + 「オプション」 + 「P」 + 「R」 を抑えながら、電源ボタンを離す
- もう1回「じゃ~ん」という音が鳴ったら完了
※電源ボタンがない場合は、タッチIDボタンがその役割をします。
ここまでやれば、99%の人は直るでしょう。
ただ、「NVRAM(PRAM)クリア」や「SMCリセット」でも私のMacBook Proの画面は真っ暗なままでした。
Coco
4:電源をつなぐ
今までの私の経験上、電源をつなぐとなぜか普通に画面がつくということが多々ありました。
ということで、電源をつないで見ることに。すると、
「画面がついたぁぁぁ!!」
ただ、バッテリーは90%以上のままだったので、バッテリー切れということでもなさそうです。
結局原因は不明ですが、なんとかなったのでよしとしましょう。あっけない…。
これでも画面がまだ真っ暗という方は、MacBookの内部に破損があるかもしれません。Appleの店舗で、「ジーニアスバー」に助けを求めましょう。
5:ジーニアスバーの予約をする
上記の方法を試してもダメということは、Macの内部が破損している可能性があります。もしそうであれば、自分でわからないのにアレコレいじると壊してしまうかも・・・!
よって、お近くのAppleのジーニアスバーを予約しましょう。
ジーニアスバーとは、Appleのスタッフさんが直接対応してくれる場所です。面倒ですが、ここへ行けばトラブルはすべて、必ず解決します。
関連:Genius Barの予約とAppleサポートのオプション – Apple(日本)
Appleが近くにない場合は
地方では、Apple直営店がない場合もあります。
そんなときは、Appleに直接あなたのMacを送るか、Appleの「正規サービスプロバイダ」を利用する方法があります。
(チャット・電話・メールでも受け付けています)
正規サービスプロバイダとは、Appleから「このお店はApple製品の修理ができますよ」という許可を得ているお店のことです。「カメラのキタムラ」なんかは良い例ですね。
正規サービスプロバイダのお店がどこにあるかを調べる場合は、以下のリンクよりAppleにログインして探すことができます。
上記リンクにログインすると、お持ちのApple製品の情報が表示されます。ここからトラブルが起こってる製品をクリックし、そのまま進めていけばOKです。
(モザイクの部分には製品に登録している名前が表示されます)
おわりに:サブマシンを持っておこう!
私はウェブ系のフリーランスとして働いています。「MacBook Pro」は私の大切な仕事道具なので、壊れたときのため、サブマシンを用意しています。
- メイン機:MacBook Pro 2018モデル 13インチ
- サブ機:MacBook Pro 2014モデル 15インチ
サブマシンにも同じアプリやソフトを入れています。
万が一、メインマシンが壊れて修理に出す必要があったとしても、仕事が続けられます。もし1台しかパソコンがなくて、それが壊れたら、フリーランスの私は収入が途絶えることになりますからね…。
パソコンがなくなったら仕事ができない人は、絶対にサブ機を持っておきましょう。
Coco