私は通販会社に勤めているので、ランディングページを書くことがよくあります。略してLP(エルピー)ですね。アフィリエイトで稼ぐなら、売れるLPとそうでないLPを見分けられる必要があります。
でも、始めたばかりだとわかんないんですよね。どれが売れるかなんて。私も最初はそうでしたが、自分で書いていくうちに「これはすげぇな」というランディングページもたくさん参考にしました。
今回は「ランディングページとは何ぞや?」というところから、「これはめちゃくちゃ売れるだろうな」と思う神レベルのLPを紹介します。
目次
ランディングページとは、商品を買いたくさせるコンテンツのこと
ランディングページは、その名の通り「着地するページ」。お客さんに商品の購入を検討してもらうページのことを言います。
あなたもネットで何か買う時に見たことがあるはずです。あの縦に異様に長い文章を。あれがランディングページです。一見すると情報商材を扱う会社が乱発しているイメージがありますが、実は大手企業などもマーケティングの一種として活用することもあります。
なぜここまであらゆる企業が使用しているかと言うと、「しっかり作りこめば売れる」からです。しかも1度作ってWebに放っておけばあとは集客をするだけで済むんです(それが大変なんですが)。ランディングページを作る専門のライターがいるくらいですからね。
初心者はどれが売れるLPなのかわからない

By: Steven Depolo
あなたの周りに「ランディングページって知ってる?」と聞いてみてください。たぶん10人中1人も知らないんじゃないかな。
基本的に、ランディングページの概念って通販会社とかウェブマーケティング会社くらいでしか使われないんですよね。だから普通の会社員が聞いても、「え?なにそれ?美味しいの?」みたいな反応が返ってきます。
ランディングページの基本的な構成
ランディングページの基本的な構成は以下になります。
- 問題提起
- 解決策の提示
- 根拠
- 具体例
- ベネフィット
- お客様の声
- クロージング
商品によってそれぞれが前後することはありますが、基本的にはこんな構成になっています。
問題提起

By: Alan Turkus
「あなた、こんな問題で困ってますよね?」「こんなことで困ってませんか?」というように、相手の悩みをズバッと言い当てることを目的とします。ここで読者に「うん、そうなんだよな」と思わせるのが勝ちです。
解決策の提示

By: Alice Popkorn
「これを使ったら、それが解決するんですよ!」という解決策をここでぽんと言ってしまいます。ここでは読者に「え?マジで?これが解決されるの?」と思ってもらうような文章を書くようにします。
根拠
「なぜかと言うと、こういった理由があるからです」
「◯◯大学との共同研究で証明されているからですよ」
など、相手が納得するような根拠を出します。ここからやっと読者は「この文章を読んでみようか」という気持ちになるんですね。
具体例

By: ImagineCup
「例えば、以前にこんな悩みがあった人が、今ではこんな風に解決出来てるんですよ!」という具体例をとにかくだします。ここは多すぎてもOK。たくさんあることで相手の「共感」を得ることができます。
商品を使用することでのベネフィット

By: Jaguar MENA
「これを使うことで、あなたはこんな未来を手にすることが出来ますよ!」ということを、1つ1つ提示していきます。これもたくさんあってOKです。最低でも3つは欲しいところですね。
お客様の声

By: epSos .de
「こんなに喜びの声が届いています!」という結果をズバッと提示します。ここはちょっと注意が必要です。それは、「大げさすぎると怪しい」というところ。あまりにも良い感想を書きすぎていると「この人お金もらってこう言ってるんじゃないのか?」と思われてしまいます。
さりげなく、しれっと良い感想が入っているのがポイント。
クロージング

By: GotCredit
「今なら◯%オフ!」
「◯日までなら特典がついてきます!」
「90日保証付き!」
というのがよくある例です。クロージングというのは、契約を締結するという意味で使われる英語です。営業の交渉でもよく使われますよね。
売れるランディングページとは?
作成側の立場から言うと、LPの質と商品への情熱は比例します。自分がその商品に心底惚れているなら、間違いなく良いページができます。アフィリエイトで稼ぎたいなら、うまいことこういったパッション溢れるランディングページを探さないといけません。コンバージョン率が全然違うんですよ。コンバージョンが違うということは、成約金額に大きく差が出るということです。
でも初心者だとわからないんですよね。これはもう見まくるしかないんですが、それでもやっぱり「これがあったほうが絶対良い」というポイントもあります。
バナー作成ソフト「バナープラス」のランディングページが神レベル
んで、ここからがこのブログの本題です。
とあるバナー作成ソフトの、神のようなランディングページを紹介します。私は自分でバナーを作ることはありませんが、それでも欲しくなるくらいの説得力ありまくりのページです。
ページはこちら
バナープラスV2公式ページ~バナー&ヘッダー作成ソフト
ウェブライダーというWeb会社さんが作成されたソフトとランディングページです。
構成をざっと分解すると、こんな感じになっています。
キャッチコピー
サブキャッチ問題提起
解決策の提示
具体例
バナープラスを使わないことによるデメリット3つ
商品説明(だから作ったんです)
機能説明 とにかくたくさん
特典4つ
不安解消要素(デザインが出来なくても良い物が作れる)
機能、特典まとめ
CTA
実際に作る流れ
モデル写真を使用
開発チームの想い
作った人は誰か
作ることになった背景
バナープラスと他社商品の違い(表にしてわかりやすく)
Q&A
商品内容と動作環境
機能、特典まとめ
CTA
いやーもうね、すごいですこれは。ランディングページを見て分かる通り、ものすごいボリュームで、かつ超わかりやすい。ベネフィットが的確に伝わってきますよね。「これの営業やれ」と言われたら説明できますもん。(笑)
それくらい、「頭にすとんと落とし込ませる」ことができているランディングページです。マジで尊敬レベル。
CTAというのは、Call To Action(コールトゥアクション)の意味で、クリックを誘導するボタンのことを言います。
「今すぐお申し込みはこちら」などの部分ですね。実はこのボタンの色も成約率に関わってくるというデータもあります。
他にも売るための工夫がたくさん
ページの右にある追尾ボタン
画面右に追尾式のボタンがあることで、読者が「自分が今どこにいるのか」迷わないようになっていますね。長いLPをカバーするには必須のボタンだったりします。さらに、「購入する」というCTAもつけていて、購入タイミングを逃してません。
本文が読みやすくなっている
背景が黒いことによって、中央(文章がある部分)がすっきりして見えます。ここがスリムになることによって、全体が引き締まり、文章がとても読みやすくなっています。
モデルを多用している
いたるところに女性のモデル画像が配置されています。ランディングページに女性画像を使うというのは、かなり効果的です。テレビ広告でも女性モデルを起用しているほうが多いですよね。それほど人間は「女性」へ目をむけるということです。男性ならわかるはず(笑)
各見出しにサブキャッチ、キャッチコピーをつけている
商品の特徴を述べるところの見出しすべてに、それぞれキャッチコピーとサブキャッチコピーを使用しています。本当に隙がないランディングページですね。いたるところにこういったキャッチをつけることによって、読者を下へ下へと読ませる工夫がされています。マジすごい。
まとめ
個人的には、「お客様の声」と「具体例」はマストだと思ってます。あとはウェブライダーさんのような神レベルのランディングページをいかに見つけるかでしょう。そんなにないと思いますが…。
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