我が家に大量発生した「チャタテムシ」を、あの手この手を使ってようやく駆除することができました。
チャタテムシを退治するために、私がおこなった方法をまとめました。困っている方へ参考になれば幸いです!
Coco
そもそも、チャタテムシに害はないらしい
チャタテムシとは、肉眼でもわずかに確認できるくらいの、小さな虫です。見た目はダニっぽいのですが、体を噛むなどの害はないとのこと。
被害を受けるのは、本や壁紙、衣類などだそうです。
Coco
チャタテムシは湿気が溜まりやすい押入れや納戸、畳などによく発生します。
発生を抑える対策としては、基本的に除湿しかありません。どんな季節でも、湿度が高くならないように気をつけていれば大量発生することはないようです。
参考:チャタテムシ|お家の虫を判定する|アース害虫駆除なんでも事典
我が家の場合は、北側の部屋に置いているパソコン画面によく発生しました。
どうやら、温かいものに寄ってくる性質があるようで、パソコンを開くと画面上にチャタテムシがちょろちょろ動いているなんてことはしょっちゅう。
南向きの寝室(畳)でも発生していて、朝起きたら嫁のスマホ画面にチャタテムシがびっしりうごめいていたのにはビビリました。
チャタテムシによる身体への直接的な害はなくとも、精神衛生上よくないですよね・・・。
うちには小さい子どもがいるので、そんな虫からは絶対に守らなければなりません。
ということで、我が家で試した対策をご紹介します!
チャタテムシ駆除に効いたグッズ、効かなかったグッズ
チャタテムシを駆除するのに、我が家が試したグッズはこちら。
- コロコロクリーナー
- アルコールスプレー
- キンチョール(殺虫剤)
- バルサン
結論からいうと、バルサンでチャタテムシを撃退できました。
コロコロクリーナーは、一時的には有効。殺虫剤は効果なし
まず、コロコロクリーナーでチャタテムシが大量発生している寝室の畳を掃除してみました。
すると、粘着シートにはべったりと大量のチャタテムシが・・・。
何度かコロコロしましたが、何度やってもチャタテムシが取れます。「こりゃ効果はないな」と諦め、ググりました。
すると、「アルコールスプレーが効くらしい」という情報を見つけたので、畳にアルコールスプレーを吹きかけまくりました。
結果、まったく意味はありませんでした。畳をちょっと除菌できたくらいです。
次に、「虫ならキンチョールで殺れるのでは?」と考え、畳にキンチョールを大量噴射。
結果、畳が超すべりやすくなっただけで何も変わらず・・・。
効いたのは「バルサン」
結局、もっとも効果的だったのは「バルサン」でした。
私が使ったのは次の2つです。
煙が出るタイプと、煙が出ないタイプ(ノンスモーク)を使用しました。
これらを両方使わなければいけないということではなく、ただどちらも試してみたかったからです。
1つ目のバルサンを炊いてから、1週間後に2つ目のバルサンを炊きます。
こうすることで、完全にチャタテムシを排除できました。
あと、我が家の寝室には空気清浄機を置いていたのですが、その水タンクを取り外すと大量のチャタテムシがいました。
ここからウジャウジャとチャタテムシたちが、夜な夜な湧き出ていたのかと思うと・・・。
今思い出してもゾッと鳥肌が立ちます。
空気清浄機を丸洗いして以来、チャタテムシを見ていません。ようやく我が家に平穏の日々が戻ってきました・・・。
Coco
除湿機を使って湿度管理をしよう
基本的に、バルサンを使えばチャタテムシを撃退できると思います。
ただ、さきほどもお話ししたとおり、チャタテムシが発生する最大の理由は「湿度が高いから」
よって、常日頃から除湿を徹底しなければ、またチャタテムシはどこからともなく出現するということです・・・。
Coco
除湿の方法はいろいろあります。
- 窓についた結露を拭き取る
- 窓を開けて空気の入れ替えをする
- エアコンの除湿機能を使う
ただ、窓についた結露を拭き取ったとしても、部屋と外の温度差があればまた結露が出てきます。
窓を開けるのは、夏ならいいですが、冬は寒いし・・・。
エアコンに除湿機能があれば1番良いのですが、電気代もかかるし、除湿をしているとクーラーや暖房機能が使えなくなります。
そこで私がオススメするのが、除湿機です。
除湿機なら、上記のデメリットをすべて解決できるんです。
- スイッチを押すだけで窓の結露が抑えられ、結露を拭き取る手間がなくなる
- 外が雨で、部屋干しをするときにも便利
- 簡単に持ち運びができるので、いろんな部屋で除湿できる
- エアコンほど高くない
Coco
なお、我が家で使っているのは、コロナの除湿機です。除湿機はいろいろ試しましたが、コロナがもっともコスパが高いです。
以下は、コロナ除湿機のメリットとデメリットです。
- 除湿機能が優れているのに価格がそこまで高くない
- 10年交換不要のフィルター搭載
- 衣類乾燥にも使える
- 除湿時間を設定できる
- 音が少しうるさいかも
いろいろ書きましたが、コロナはシンプルに、水をめっちゃ吸います。
我が家の北側の部屋は、冬になると窓がベチャベチャになるほど結露します。床にも水がしたたり落ちているので、毎朝結露を拭かなければなりません。
ところが、コロナを使い始めてからは窓の結露が劇的に減り、雑巾で窓を拭く必要がなくなりました。部屋が明らかにカラッとするんです。
Coco
一般的な除湿機はだいたい500〜1,5リットルくらいまでしかタンクに入りません。
それに対して、コロナは3.5リットルと「逆にここまで必要?」と思うくらい大容量です。よって、タンクの交換も2日に1回くらいで十分。
デメリットとしては、「静音さ」を売りにしている他の除湿機よりも、音がすこし大きいということくらいですかね。
ただ、私は静かさを売りにしている除湿機も使いましたが、まったく除湿しないのですぐにメルカリで売ってしまったんですが・・・。
なにはともあれ、チャタテムシをバルサンで撃退して、湿度管理には除湿機を利用しましょう。