プロ御用達のキーボード、「HHKB(ハッピーハッキングキーボード)」は、種類がたくさんあり、どれを選べばいいかわからない。
HHKBを選ぶ際に困ったので、この記事では、HHKBの種類とそれぞれの特徴を解説します。
目次
エントリーモデル
HHKB Lite 2
PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 英語配列 USBキーボード ブラック PD-KB200B/U
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HHKBを使ってみたい初心者向けの商品。英語配列と日本語配列(かな無刻印モデル)があります。
「日本語配列かな無刻印モデル」は、キーボード表面に日本語が表記されておらず、英語のみ記載されています。たしかに、日本語配列モデルでもローマ字入力しかしない人は、日本語表記は必要ありませんよね。
▼種類
- 英語配列モデル
- 日本語配列かな無刻印モデル
- 価格:約5400円
- 接続:USB
誰でも使いやすいように設計されいている、エントリーモデル。残念ながら、かな入力派の人には向いていません。
HHKB Lite for Mac
PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac 日本語配列かな印字なし USBキーボード Mac専用モデル ホワイト PD-KB220MA
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「HHKB Lite 2」のMacバージョン。Mac系のキーボードに刻印されている「⌘」が記載されています。Macユーザーが使いやすい商品です。
こちらもLite2と同じく、日本語配列かな無刻印モデル。つまり、かな入力をしたい人には向いていません。
▼種類
- 日本語配列かな無刻印モデル
- 英語配列モデル
- 接続:USB
- 色:白のみ
- 価格:
MacユーザーのためのHHKBという感じ。
ハイエンドモデル 中級者〜上級者向け
HHKBのラインナップは、ここらへんから少しややこしくなってきます。
エントリーモデルとの大きな違いは、「コトコトコト」といった心地よい打鍵感や、跳ね返りのあるキータッチで高速タイピングが可能になる点です。
HHKB Professional2
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私が使用しているのはこちら。
エントリーモデルよりも打鍵感がはるかに向上し、指への疲労が減ります。コトコトコト、ポコポコポコといった心地よい打鍵感は、あらゆるプロが大絶賛しています。
特徴としては、十字キーがない点です。Fnキーを小指で押しながら、他のキーを押すことで十字キーを使用できます。十字キーがないぶんスッキリしていますが、慣れるまではちょっとツラい…。
▼種類
- 英語配列(墨)
- 無刻印モデル(白)
- 無刻印モデル(墨)
- 接続:USB
- 色:白、墨
- 価格:29,700円
キー配列が独特ですが、ガチのプログラマーさんに言わせると「このキー配列が正解」だそうな。私はそこまでコードを書かないので、日本語配列(下記)でも良かったかも。
HHKB Professional JP
PFU Happy Hacking Keyboard Professional JP 日本語配列 墨 USBキーボード 静電容量無接点 Nキーロールオーバー ブラック PD-KB420B
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「HHKB Professional 2」の日本語配列(かな無刻印)バージョン。打鍵感やキーストロークの高さは同じです。
日本語配列なので、十字キーがあります。大きな違いは英語配列か日本語配列かだけ。
▼種類
HHKB Professional2の日本語配列バージョン。使ってみた感想としては、ライターさんに向いた機種だと思いました。
HHKB Professional BT
PFU Happy Hacking Keyboard Professional BT 日本語配列/墨 PD-KB620B
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「HHKB Professional 2」のBluetoothモデル。ワイヤレスで使えて、ケーブルレスになりデスクまわりがすっきり。ペアリングは4台まで接続可能。Mac 、iOS、Androidで使用できます。
電池持ちは1〜2ヶ月。給電用コード(USB Micro-B)がついているので、コードをつなげば電池を消耗せずに使えます。
▼種類
- 英語配列 刻印あり
- 英語配列 刻印なし
- 日本語配列モデル かな無刻印
- 色:白、墨
- 接続:BT(Bluetooth)
- 価格:29,700円
Bluetoothはたしかに便利ですが、「接続がぶつぶつ途切れる」というレビューが非常に多いんです。これが決め手となり私はUSB版を選びました。
HHKB Professional2 Type-S
PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 Type-S 英語配列/白 PD-KB400WS
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Professional2が静音化し、キーの高さが少し低くなったモデル。キーストロークが低くなったぶん、流れるようにタイピングできるため、高速タイピングが可能になります。
HHKBのType-SはAmazonのレビューもかなり良く、
・「どんなに文字を打っても疲れない。高速で打てる」
・「とても静か。子供が寝ている横でも安心して使える」
と大絶賛されています。
たしかに、「HHKB Professional 2」だと、カチャカチャ音が多少鳴ります。私なら、カフェで隣の人がHHKB Professional2を使っていたら、席を移動するかも。
墨色がなく、白だけなのがちょっと残念。
▼種類
- 英語配列 白
英語配列 刻印なし - 日本語配列 刻印あり
- 色:白のみ
- 接続:USB
- 価格:29,700円
次はこれを買ってみようかと検討中。HHKB Pro2に満足していますが、キーストロークが少し高い気がするんですよね…。
毎日使うキーボードには投資をしよう
HHKBを検討しているという時点で、あなたは人よりパソコンに詳しいはず。プログラマーやライター、ブロガーなど、毎日たくさんタイピングをしなければならない人でしょう。
HHKB使用者の私としては、圧倒的にハイエンドモデルをおすすめします。
というのも、エントリーモデルを使ったところで、結局はハイエンドモデルを使いたくなるからです。
それに、HHKBを検討しているなら、心地よいキータッチや打鍵感を求めているはず。実際に電気屋さんで確認しましたが、エントリーモデルよりも、ハイエンドモデルのほうが圧倒的に打ちやすかったです。
毎日使うつもりのキーボードなら、多少高くても投資すべきだと私は思います。
次におそらく悩むのが、「BTモデルかUSBモデルか」だと思うので、選び方の参考になる記事を書きました。どうぞご覧ください。