HHKBはBTかUSB、どちらを選ぶべきか?私がUSBを選んだ理由

HHKB

プログラマー、ライター、ブロガーから大好評のキーボード、「HHKB」。

HHKBには大きく分け、BT版(Bluetooth)とUSB版(有線接続)の2つがあります。

この記事では、どちらを買うべきか、その判断基準を紹介します。

記事の後半では、私がなぜHHKB BTではなくUSB版を選んだのか、理由もお話しています。

HHKB BTのメリット、デメリット

まずはHHKB BT(Bluetooth)について。

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メリット

  • ケーブルがないのですっきりする
  • いろんな機器に接続できる
  • 持ち運びがラク
  • USBポートが占領されない、必要ない

HHKB BTの一番のメリット、それはやはりケーブルレスな点です。デスクまわりがスッキリし、コードが絡んでごちゃごちゃしません。

HHKB BTだと、iPadやiPhoneなど、スマートフォンとの接続も簡単です。カフェやコワーキングスペースなどにiPadとHHKB BTを持っていき、仕事をするなんてことも可能に。

HHKB BTの愛用者になると、どこへでも持ち運んで作業をするようです。正直、持ち歩くには大きく、多少の重みがあるのですが、まったく持ち運べないこともありません。出張先へ持参し、ホテルで原稿を書き上げるライターさんもいるのだとか。

MacBook Proなど、最近のパソコンはUSB-Cを採用しているケースが増えており、従来のUSB製品を使うにはUSBハブが必要になります。ハブのUSBポートは数が限られていますが、BTだとポートを占領しません。

デメリット

  • 接続がぶつぶつ途切れるというレビューが多数
  • 乾電池が必要
  • USB版よりも高い

インターネットやツイッターでは、HHKB BTは「接続がぶつぶつ途切れる」「チャタリングが1日に何回か発生する」というコメントが非常に目立ちます。

中には、「BTがあまりに途切れるのでUSB版を買った」という声すらも。

Macで接続トラブルが発生すると、販売元のPFUまで送り、Mac用のドライバーをインストールしてもらうことになるそうです。そのやりとりに1週間くらいかかるのも、ちょっと面倒。

せっかく高いキーボードを買って、接続が途切れるなんて悲しすぎませんかね…。

さらに、とあるレビュー記事では「接続の不安定さは仕様によるもの」という返答もあったみたいで、返品を受け付けてもらえなかったこともあったとか。

また、HHKB BTを使うには単三電池が必要です。電池持ちは1〜2ヶ月ほど。注意すべきなのは、BT版は30分触らなかったら接続が切れ、またBluetooth接続をするにはボタンを数秒押す作業が発生する点。この機能をオフにすることもできますが、電池の消耗が激しくなり、1〜2週間で電池が切れてしまうんだとか。

HHKB BTを選んだほうがいい人

HHKB BTを選ぶべき人は、こんな人でしょう。

  • 持ち運びたい
  • 複数のPCやiPadなどで使いたい
  • デスクまわりをスッキリさせたい
  • Windows機を使用している

Amazonのレビューを見ると、BT接続に関しては問題がないという人もいるみたいです。事実、BTを買って満足している人はたくさんいます。ちょっとしたギャンブルにはなってしまうかもしれませんが、どうしてもケーブルなしが良いという人はBTで決まりでしょう。

なお、WindowsよりもMacでの接続不良が多いみたいです。

HHKB USB(有線)のメリット、デメリット

メリット

  • タイピングが遅延しない
  • 接続が途切れない
  • チャタリングしない
  • 電池が必要ない

有線接続の大きなメリットとして、接続不良が発生しない点があります。私も使用していますが、タイピングの遅延はなく、接続がぶつぶつ途切れることも一切ありません。

キーボードに触っていないのに、文字が連続して入力される「チャタリング もおこりません。

  • チャタリング例:ああああああああああああ

また、USB接続だと乾電池は必要ありません。「そろそろ電池が切れそうかな?」「電池買っておかないと…」など、小さな心配をする必要なし。

デメリット

  • ケーブルでごちゃごちゃする
  • USBハブが必要になる場合も

デメリットは、やはり有線接続という点に付きます。Bluetoothが主流の現代で、有線はめんどうです。

パソコンによっては、USBハブが必要になります。私はMacBook Pro 2018 を使用しており、USBハブがないと使えません。USBハブは安価ではなく、4000〜5000円くらいするのが普通です。ただでさえ少ないUSBポートがひとつ占領されるのはちょっとストレス。

また、もしHHKB USBを外へ持ち出すとなったら、USBケーブルも持参しなければなりません。

USB(有線接続)を選んだほうがいい人

  • HHKBを持ち運ばない
  • ケーブルがごちゃごちゃでも気にならない
  • パソコン一台だけで使用する予定
  • BT版の接続不安定が気になる

家や職場など、固定した場所でのみ使う予定の人、一台のパソコンで使用する人は、USB版で十分です。

HHKB BTで指摘されている接続問題は発生しません。ケーブルが邪魔なだけで、電池は必要なく快適です。

私がHHKB BTではなくUSBを選んだ理由

Bluetooth接続が当たり前の時代に、なぜ私は有線接続という一昔前のモデルを選んだのか?

理由はいくつかあります。

HHKB BTは接続の悪評価が多すぎる

私がBTを選ばなかった一番の理由がこれです。

本当はHHKB BTを使いたいんです…。しかし、「BTは接続がぶつぶつ途切れる」「チャタリングが起きる」など、不安な評価が多いんですよね。

少しだけなら別に気にはならないのですが、さすがに悪評が多すぎる。

私はキーボードを毎日5時間以上は使うので、いちいち途切れていたら仕事になりません。イライラしすぎてキーボードを破壊したくなるでしょう。

「自分のHHKB BTの接続は悪くない」といった声もありましたが、そんなイチかバチかの賭けに、3万円を投資する余裕は私にはない。

USB接続だと、当たり前ですが接続が切れることもなく、遅延もなく、快適にタイピングできています。

そもそもHHKBを持ち運ばない

HHKBは素晴らしいキーボードですが、大きいので持ち運んでまで叩きたいとは思いません。

タイピング音も大きく、カチャカチャと鳴ります。カフェに持ち込んでタイピングするのは気が引けます。私なら、となりにHHKBユーザーが座ったら諦めて別のカフェへ移動しますね。

「いざ使ってみて、気に入りすぎて持ち運びたくなって、BTを買えば良かったと後悔しないかな?」と考えましたが、それはありませんでした。出張でも荷物が多くなりますし。

そもそもデスク上はコードだらけ

BTのメリット、それはコードがないのでデスクがすっきりすること。

しかし、私のデスクはすでにコードでごちゃごちゃしています。

デスク周りはすでにごちゃごちゃ

私はMacBook Proを外部ディスプレイに接続しているので、そのためのUSBハブやHDMIケーブルが繋がっています。今さらケーブルが1本増えたところで、問題はありません。

Bluetoothなのにバッテリータイプじゃない

HHKB BTへの不満、それは乾電池式という点。「今の時代に、乾電池…?」と正直思ってしまった。

バッテリータイプの「マジックキーボード2(Apple)」を使っていた経験もあり、特に不満を感じます。

関連:バタフライキーボードで指が痛い人は、マジックキーボード2を使うと幸せになれる

結局は給電コードを使うと予測した

HHKB BTには、給電コードがあります。コードをつなぐと、乾電池を消耗しないようになっています。

しかし、私は基本的に家で使うし、電池がもったいないから結局は給電コードを使用すると思ったんですね。実際、そんなレビューも見かけました。

「ケーブルレスのBTを買ったのに、結局は有線接続みたいになるじゃん…」と。

それじゃ、BTのメリットが消えますよね。まぁここは性格によると思いますが…。

1台でしか使わない

私はMacBook Proに接続してHHKBを使用しています。それ以外では使いません。

iPad Proには「Smart Keyboard」をつけていますし、iPhoneと接続してHHKBを叩くなんてことは絶対にありません。

私の使い方では、BTのメリットを生かせないと判断しました。

価格が1万円以上も違う

  • HHKB USBは約18000円
  • HHKB BTは約3万円

1万円以上も、BTのほうが高いんです。USBは、Amazonの中古だと1万5000円で買えました。

接続が不安定、バッテリータイプじゃない、一台でしか使用しない。という条件を考えると、やはりこの価格差は大きかったですね。

HHKB BTの改善に期待

ツイッターで調べたところ、開発元の「PFU」は、HHKB BTを改善する可能性があるそうです。

私もUSBを選んだとはいえ、接続問題さえなければBTを使いたい…。タイピング自体には問題ありませんが、有線はやっぱり邪魔くさいですもん。

もし、HHKB BTの接続が安定し、バッテリータイプになったら買い換えます。今の時代、乾電池駆動はちょっと残念。

それに、HHKBは中古市場でも人気が高く、USB版でも販売価格の80%くらいで売れます。「今はUSBを使いつつ、新型のHHKB BTを待つ」という方法を私は選択しました。

以上、「HHKBはBTかUSBどちらを選ぶべきか?」でした。参考になれば幸いです。
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HHKBを使用して3日の、正直なレビューです。

HHKBを3日使っての不満:使いにくい。慣れる気がしない | Web.15