以前、生後10ヶ月の子どもを連れて飛行機に乗ることになりました。
思った以上に大変だったので、そのためにした前準備と、「これ、やっておけばよかった・・」という準備をまとめました。
しっかりと準備をすれば、大変さは半減できると思います。
目次
10ヶ月のこどもを連れて実家に帰ることになった
両親に生まれたばかりの子どもを見せるため、帰省することになりました。
実家は遠い場所にあり、飛行機を使わなければ行くことができません。飛行機で1時間30分ほどです。
両親に子どもを見せられるのは嬉しいですが、なにせ子どもが生まれて初めての飛行機移動なので、何をどう準備したらいいかまったくわかりません。
ということで、いろいろ検索してANAのサイトを見つけました。
ママ&パパの準備は大変かもしれませんが、赤ちゃんとのフライトは案外楽です
これを読んで、「あ、赤ちゃんとのフライトはそんなに大変じゃないのか。良かった〜。」と安心していた私がバカでした・・・。
実際に飛行機に乗ってみたら、めちゃめちゃ大変だったんですよ、これが。
うちの子は離陸してすぐに泣き始めました。
空気圧の変化が気持ち悪いのか、もうギャン泣きです。
「うちの子は泣かなかった」なんていう人もいるようですが、ほとんどの場合は泣くと思っておいたほうがいいです。
まだ感情が不安定な2歳以下なら特にそうでしょう。
つまり、私たち親がするべきことは、泣かないようにするのではなく、泣いた場合の完璧な準備をしておくべきです。
何歳なら泣かないのか?
子どもの性格にもよりますが、0〜3歳までは泣きわめく可能性があると考えておいたほうがいいでしょう。
なお、3歳以降になると素直に言うことを聞くようになるそうです。
3歳を過ぎると周りの空気を察し、親のいうことも素直に聞くようになると。
少し長いフライトにも挑戦できるようになってくるので、旅先の選択肢も増えますね。ただ、おとなしくなるとはいえ、足をジタバタさせたり周囲の迷惑になることには気をつけないといけません。
飛行機に乗る前にしておくべき準備
うちの子は当時0歳10ヶ月だったのですが、ここに書いていることは2歳くらいまで共通して役に立つと思います。
窓側の席を確保しよう
トイレに行く必要がない子どもと飛行機に乗るなら、窓側の席を確保しましょう。窓側の席はいろいろなメリットがあります。
【窓側のメリット】
- こどもが遊べる
- もし窓側に他人がいた場合、通路側に座るとトイレに行くときに面倒
- ママが授乳させやすい
- 到着時に最後まで座っていられる
窓側の席だと、こどもはある程度自由に遊べます。
3列シートの飛行機だった場合、窓側に奥さん、真ん中に旦那さんが座ればOKでしょう。
もし窓側に他の人がいた場合、その人がトイレに行く時にいちいち子どもを抱いて立ち上がらなければいけません。
これ、けっこうしんどいんですよ・・。うちはまさにその状態で、窓側の人も気軽にトイレに行けないので、お互い少し気まずい状況に・・(1時間30分のフライトだからいいんですけど)。
また、窓側だと、子どもがぐずったときにママが授乳させやすいというメリットがあります。通路側だと、たとえブランケットをしていても、他のお客さんに見られてしまいます。
ママにも負担がかかってしまいますし、旦那としても他人に嫁の授乳シーンをあまり見せたくありません・・・!
着陸後、ベルトのサインが消えた瞬間に、みんな席を立ってせかせかと降りる準備をしますよね。
そんなときも、窓側に座っていればゆっくりマイペースで降りる準備ができます。赤ちゃんとの旅は「マイペース」が基本です。
飲み物、お菓子、おもちゃは絶対に忘れないで!
赤ちゃんと飛行機に乗る場合、普段から飲ませている飲み物や好きなお菓子、おもちゃを絶対に持っていきましょう。
飲み物は、飲み物容器はもちろんですが、補充用のペットボトルも忘れずに。
こどもがお茶を吐いてお茶が足りなくなってしまうこともあります。
お菓子はボロボロと下に落ちにくいものオススメです。
たまごボーロなんかはそもそもが小さいので、一口で食べられるので汚れる心配があまりありません。
もちろん離乳食が必要な場合は、それも持っていきましょう。
ただ、経験上、離乳食は搭乗前に無理やりにでも食べさせたほうがいいです。
飛行機によっては離乳食を用意してくれるところもあるみたいです。
ですが、赤ちゃんが絶対に食べるとは限りませんので、やはり離乳食は持参していくほうがいいです。うちの場合は、ベビザラスに売っている離乳食を持っていきました。
最後に、子どもが好きなおもちゃも必須です。
これだけで30〜40分はおとなしくしてくれます。
授乳用のブランケット
どうしても泣きやまない場合、授乳をせざるを得ない状況におちいるかもしれません。うちの場合はそうでした。
トイレで授乳する人もいますが、機内にトイレの数は限られています。好きなときに使えるわけではありませんよね。
そんなときのために、授乳用のブランケットを持参しておきましょう。
といっても、授乳専用のブランケットという大げさなものではなく、うちの場合はユニクロで大きめのブランケットを買いました(嫁が準備してた。さすが)
準備しておけばよかったと後悔したもの
いろいろ準備はしたものの、やはり初めての飛行機移動です。完全ではありませんでした。
ここでは、私と嫁が「あれ持ってくればよかったね・・・」と思ったものをリストアップしてみました。
- スタイ(よだれかけ)
- 絵本
- スマホ動画
- スマホバッテリー
うちの場合、機内でこどもがギャン泣きして、スタイが汚れてしまいました。
ですが、予備のスタイを持っていなかったので、汚れたスタイをずっと着けさせてしまうことに・・・。可哀想なことをしてしまいました。
また、お気に入りの人形だけではやはり長くは持ちませんでした。
ぐずりをおさめるために、絵本も数冊持っていくべきでしたね。
ぐずりがおさまらないときは、「お母さんといっしょ」などをスマホで撮影をしておけばよかったと後悔しました。あれ、けっこう泣き止むんですよね。
ほかには、「カフカ」の動画も泣き止ませるにはすごくオススメです。これを見せたら一発で泣き止みます。
忘れ物チェックリスト
今回お話した、「絶対に忘れてはいけないもの」のチェックリストを作成したので、よければ使ってください。
Evernoteなどにコピペするなどして使うのもいいでしょう。
- 離乳食
- よだれかけ(必要なら)
- おやつ
- 飲み物容器
- 飲み物ペットボトル
- 子どもの保険証
- 母子手帳
- おもちゃ
- 着替え
- おむつ数枚
- 授乳用ブランケット
- ビニール袋
- 自分用の着替え
- ティッシュ
- タオル数枚
- 酔い止め
着替えやオムツは余裕を持って多めに持っていきましょう。こどもが飛行機に酔って嘔吐する可能性があります。
また、こどもの嘔吐を受け止めるのは必然的に親になるので、自分の着替えも忘れずに。
その他には、嘔吐物を処理したティッシュなどを入れるビニール袋も必要です。
1歳を過ぎるとよだれの量は減るかと思いますが、1歳未満だとスタイは必要かと思います。
こちらも余裕を持って数枚用意しましょう。
こんな場合はどうしたらいい?
Q:オムツ替えはどこでできる?
A:搭乗予定の機内の化粧室に、おむつ交換台がついているか確認しておきましょう
Q:ずっとこどもを抱いてなきゃいけないの?
A:飛行機によっては簡易ベビーベッドがありますが、要確認です
おわりに
こどもがいる家庭の飛行機移動は、こどもの年齢に関わらずキツイものがあります。
ただ大変ではありましたが、孫を見た両親は顔をくしゃくしゃにして喜んでくれました。
「帰って良かった」
そう思える瞬間でした。