これは確信があるのですが、どこの職場にも必ず「めんどくさい人」っていますよね。周りの人が避けるような、話しかけにくい人。
でも、そんな人に限って、自分の仕事に関わりがあって、実はキーマンだったりします。しかも、能力が高かったりするんですよね。めんどくさい人を動かすことができたら、上司のあなたへの評価も上がるし、自分の仕事がスムーズに進むことになります。
「めんどくさい人」を動かすためのコツとしては、普段から「ちょこちょこ」コミュニケーションを取るのが最強の方法です。
目次
めんどくさい人の種類
さて、ここで言う、めんどくさい人の特徴を上げてみます。めんどくさいと言っても、「能力のあるめんどくさい人」と「能力がないのにめんどくさい人」の2パターンが存在します。
具体的には、
- スキルはやたら高いがコミュニケーション力がない
- 自己啓発本に書いてあるようなことを言って特になにもしない
こんな感じ。
前者に関してはまだ動かす余地がありますが、後者のようなタイプは相手にしてたらダメです。付き合うだけ時間の無駄なので、絶対に関り合いをもたないようにしましょう。
自分のプロジェクトチームにいて、その人が仕事の進みを遅くしているボトルネックなら、上司に相談してチームから外すことを検討すべきです。
また、「能力は高いがコミュニケーション能力が低い」タイプに関しては、非常に勝手なイメージですが、エンジニアさんに多い印象です。能力はずば抜けて高いのにも関わらず、伝え方が悪いがために敵を作ってしまうタイプのことですね。
これもいわゆる「めんどくさい人」なんですが、こういった人種は味方にすると、非常に強い武器になります。実際、私が勤める会社に天才プログラマーがいるのですが、発言内容がとんがり過ぎていたために、周囲からは若干浮いた存在になっていました。
ですが、私は後述するテクニックを使用して仲良くさせてもらっていたため、色んな仕事効率化のテクニックや、思考法などを教えてもらいました。社内でエクセルに関して彼の右に出るものはいなかったので、かなり上達することができましたよ。
解決策「常にコミュニケーションを取ること」
では、実際にそういった人たちを自分に有利に動かすにはどうしたらいいか、私が実践していた内容は冒頭でもお伝えしたとおり、
ちょくちょくコミュニケーションを取る
これです。
めんどくさい人というのは、誰からもめんどくさがられているので、基本的に誰も話しかけません。だからこそ、普通に話しかけてあげると、とても喜ぶんですよ。
話しかけるときのポイントは、胡散臭くなく褒める、賞賛すること。こういった人は褒められる経験もとても少ないので、とても効きます。ただしやり過ぎると「こいつ適当に言ってるな」と思われるので、ほどほどに。
賞賛を続けていくうちに、だんだん相手が変わってきます。自分に対して心が開いてくるのが手に取るようにわかります。
「この前、こんなとこに行ってきたんだよね」などと、自分のプライベートのことを言うようになれば心が開いてきたと見ていいでしょう。
具体的にどうしたらいいか?おすすめの方法は
私がめんどくさい人を攻略するのに実際に使用したテクニックです。
いちいち質問する
朝の挨拶をしたときなんかはチャンスです。「朝ごはんっていつも何食べてるんですか?」や「今日は暑くて死にそうですね」など、比較的どんな話題でもまあまあ盛り上がるので、話しかけるなら朝は良いタイミングです。
お昼ごはんを共にする
恐らくですが、めんどくさい人は、たいてい1人でご飯を食べています。しれっと近づいて、「お隣空いてますか?」などと話しかけて一緒にご飯を食べてみましょう。どこかお昼に誘ってもいいですね。会話に困るようであれば、同僚を連れて行けばOK。
LINEやチャットワークを利用して、全然仕事と関係ないことについて話してみる
チャットワークやスカイプを導入しているなら、この方法はおすすめです。めんどくさい人は、周りが避けているということもあり、基本的にメッセージを受けることは少ないはず。
そんな時にラフに「昨日、社長めちゃくちゃ怒ってましたね」なんて話しかけてみると、案外ノッてきてくれたりします。会話が1往復で終わっても全然OKなので、これもちょくちょく続けるのが大切です。
その人が欲しいだろう情報を提供する
めんどくさい人というのは、こだわりが強い人であることが多いです。例えばガジェットオタクなら、ギズモードなどのサイトで最新情報を提供してあげると、かなり喜んでくれます。
誕生日には「おめでとう」を言ってあげて、小さくてもいいのでプレゼントをする
自分が産まれた日に「おめでとう」と言われて不快になる人間はいません。そして、言葉で伝えるだけではなく、コンビニの安い駄菓子でもいいので、「小さい何か」をプレゼントしましょう。これはめんどくさい人だけじゃなくて、仕事仲間には是非やってみてください。
プレゼントをもらって嬉しくない人なんていませにんよね。もらった人は無意識化であなたのことが好きになります。人間、好きな人には協力したくなるものです。依頼した仕事がめちゃくちゃ早く返ってくるようになりますよ。
まとめ
相手に自分のことを気にして欲しかったり、好きになって欲しい場合は、まずは自分からその人に興味を持つことが大切です。
そして、「小さなギブ」をたくさんすること。人間は誰しも「返報性」を持っているので、必ずあなたに有利に返ってきます。
めんどくさい人は、常にコミュニケーションを取るようにしましょう。
人を自由自在に動かしたいなら、「人を動かす」を何回も読むのがおすすめです。
コメントを残す